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サクラソウ科

サクラソウ科 (Primulaceae) は北半球の暖帯から寒帯を中心に広く分布する被子植物の科である。世界に28属約1000種があり、日本には9属37種が分布する。

ほとんどが一年草と多年草で、まれに茎の基部が宿存し小低木状になる。多くの種が、葉のない直立した茎の先端にきれいな花をつける。通常、根茎か塊根がある。葉は単葉で、通常対生または輪生し、しばしば多細胞の関節毛または粉状物を有する。花は合弁が多く、大部分は放射相称で、通常5数性。5本のおしべは花弁と対生し、通常、花筒につく。子房は1室で上位ときに中位。中央に直立する胎座(中軸胎座)に多くの胚珠がつく。果実は蒴果で、種子には胚乳がある。

特殊な胎座の形態からナデシコ目に類縁があるとも考えられた。また最近の研究によればヤブコウジ科にやや近縁とされ、APG植物分類体系ではシクラメンなどはヤブコウジ科に移されている (Kallersjo et al. 2000)。

属 [編集]
Androsace トチナイソウ属
Bryocarpum
Cortusa サクラソウモドキ属
Dionysia
Dodecatheon
Douglasia
Hottonia
Kaufmannia
Omphalogramma
Pomatosace
Primula サクラソウ属(サクラソウ・プリムラ)
Soldanella イワカガミダマシ属
Stimpsonia ホザキザクラ属
Vitaliana
以下の属は従来の分類ではサクラソウ科に含められているが、APG植物分類体系ではヤブコウジ科に含めている。

Anagallis ルリハコベ属:ルリハコベ
Ardisiandra
Asterolinon
Coris
Cyclamen カガリビバナ属(シクラメン)
Glaux ウミミドリ属
Lysimachia オカトラノオ属(オカトラノオ、コナスビなど)
Pelletiera
Trientalis ツマトリソウ属(ツマトリソウ)
また、

Samolus ハイハマボッス属
はAPG植物分類体系ではテオフラスタ科に含めている。

利用 [編集]
鑑賞植物として人気のあるものも多い。サクラソウ属のサクラソウは、日本産の野草で、古くから栽培され、多数の品種が伝えられる。同じ仲間をヨーロッパで園芸化した品種群をプリムラ (Primula) とよび、花形と花色が多彩で約300の品種がある。公園によく植えられるが、一般の庭でも栽培される。他にクリンソウのように栽培されているものも多く、野外では採集圧によって減少しているものが多い。シクラメンは晩秋から早春の花で、形の面白さから、室内で栽培される。

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2009年04月16日 11:30に投稿されたエントリーのページです。

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